鎌倉学園 横浜にコールド勝ちで4強 新倉はサイクル安打「配球とかを読みながら打った」

[ 2017年9月20日 19:10 ]

秋季高校野球球神奈川県大会準々決勝   鎌倉学園15―8横浜 ( 2017年9月20日    保土ケ谷 )

 鎌倉学園が今夏神奈川大会覇者の横浜を8回コールドで破り、4強に進出した。

 3番の新倉将大外野手兼投手(2年)が8回にコールドを決める右越え適時二塁打を放ち、サイクル安打を達成。3回に及川から高校初アーチとなる左越えソロを放つなど大車輪の活躍だった新倉は「僕は投手をやっているので配球とかを読みながら打った。及川はストライク取りに来そうな顔をしていたので張って打った」。横浜戦が決まってから左腕の打撃投手に約6メートル前から投じてもらうなど速球対策。チームも迷いなく振り抜いて2発計12安打の猛攻を見せ「勝てて良かった。自信になった」と喜びをかみしめた。

 相手は万波中正外野手(2年)らスター揃いの名門。それでも「横浜に圧倒されるのではなく自分たちのペースでやろうと言っていた。向こうは接戦に慣れていない。こっちは接戦をやってきているので、そうなれば勝ちきれると思った」と胸を張った。

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2017年9月20日のニュース