西武“お得意様”ロッテに取りこぼし　３イニング連続併殺の拙攻

パ・リーグ   西武３―６ロッテ （ 2017年9月19日    メットライフＤ ）

９回２死、秋山（手前）が一ゴロに倒れ、肩を落とす辻監督（左）ら西武ベンチ
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　西武は投打の歯車がかみ合わず最下位・ロッテに手痛い取りこぼし。４回から３イニング連続で併殺打という拙攻が響いた。辻監督は「併殺３つ。良い当たりだったんだけどね。不運もあった」と悔しさを押し殺した。

　前日のソフトバンク戦は延長１０回、１４―１３で逆転サヨナラ勝ち。優勝チーム相手の劇的な白星を勢いにつなげたかった。１点差に迫った８回には勝利の方程式を担う牧田を投入したが、２失点と突き放されて力尽きた。

　ＣＳファーストＳを本拠地で戦える２位確保へ、残り１０試合。楽天に２ゲーム差に縮められたが、指揮官は「明日、あさって勝てば良いでしょ。向こう（楽天）だって必死だから」と気持ちを切り替えていた。　（平尾　類）