西武 最大7点差を跳ね返す意地見せ2試合連続サヨナラ勝ち

[ 2017年9月18日 18:36 ]

パ・リーグ   西武14-13ソフトバンク ( 2017年9月18日    メットライフドーム )

<西・ソ>テレビカメラの前で森(左)にキスする金子侑
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 ノーガードの殴り合いだった。西武は最大7点差を跳ね返し、リードが二転三転するソフトバンクとの超乱打戦を制した。2試合連続のサヨナラ勝ち。リーグ優勝を決めている王者を相手に意地を見せた。

 初回に浅村、森の適時打などで4点を先制。しかし先発・ウルフがピリッとせず、3回途中4失点で降板して同点に追いつかれた。

 4回には3番手・ガルセスらが痛打を浴び、打者11人の攻撃で7失点。大きく勝ち越され、勝負あったかと思われた。しかしここから反撃。4回に1点を返すと、6回に秋山の24号2ランなどで3点を入れ、11―8と3点差に迫った。

 7回には中村の犠飛、外崎の適時打で2点を入れて1点差。そして8回、2死一、二塁から森の2点三塁打で12―11とついに逆転した。

 しかし、このままでは終わらない。9回、守護神・増田がデスパイネにリーグトップの34号ソロを浴びて同点。試合は延長戦に入った。

 延長10回には今宮の二塁打で12―13と勝ち越しを許すも、その裏に劇的なフィナーレが待っていた。1死一、三塁から森の右前打で同点。森は3安打6打点の活躍ぶりだった。最後は1死一、二塁から金子侑の二塁打で14―13の逆転サヨナラ勝ち。広島がセ・リーグ優勝を決めた裏での激闘にファンは酔いしれた。

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