中日ドラ４・笠原　念願のプロ初勝利「両親に勝ったよってボール渡したい」

＜中・巨＞笠原は巨人相手に８回２安打無失点に抑えプロ初勝利を挙げ田島（右）からウイニングボールを受け取り笑顔で握手を交わす
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　中日のドラフト４位ルーキー・笠原が１８日の巨人戦に先発し、８回を投げわずか２安打無失点に抑える力投でプロ初勝利を挙げた。

　この日が１６試合目の登板で３度目の先発。同期の新人で球団の安打記録を更新したドラフト２位・京田、プロ初勝利を呼び込んだ決勝本塁打の藤井と共にお立ち台に上がった笠原は、「リーグ後半に先発の機会ももらったので、絶対に勝ちたいと思ってたのでうれしい」と話した。

　巨人打線を無失点に抑えた投球について聞かれると「変化球とかはあまりよくなかったんですけど、捕手の武山さんにうまくリードしてもらって、ストレートが生かされたのかなと思います」と振り返った。

　抑えの田島からウィニングボールを受け取った笠原は「両親に渡したいと思います。（「どういって渡しますか？」との問いに）『勝ったよ』って言って…」と照れくさそうに話していた。

　森監督も「素晴らしい内容だった」と珍しく手放しで褒めていた。