大阪桐蔭・藤原 清宮直伝“脱力フォーム”で高校通算20号&3打点

[ 2017年9月18日 16:43 ]

秋季大阪大会2回戦   大阪桐蔭7―0星翔(7回コールド) ( 2017年9月18日    富田林 )

高校通算20号を含む3安打3打点と活躍した大阪桐蔭の藤原
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 来春の選抜大会で連覇を狙う大阪桐蔭が7回コールドの快勝で新チーム初戦の公式戦を飾った。「1番・中堅」で先発した藤原恭大外野手(2年)が中堅へランニング本塁打を放つなど3安打3打点。来秋ドラフト候補に挙がる逸材は「プレーでも声でも人間としてもチームを引っ張っていく存在にならないといけない」と口元を引き締めた。

 報徳学園の小園とともに2年生ながらU―18日本代表に選出された左の強打者。国内合宿やカナダで開催された本大会では主将を務めた清宮(早実)を“丸裸”にした。「どうしたらそんなに打てるんですか?」、「進路はプロですか、進学ですか?」―。清宮が高校通算108号目を放った時に使用したバッティンググローブも譲り受けたという。

 去就が注目される怪物から得たものは大きい。「清宮さんは打席で力を抜くことができている。自分も意識的に力を抜くようにしています。何かを変えないといけないと思っています」。今夏の甲子園は3回戦で敗退。自身も13打数2安打の打率・154と不振にあえいだ。この日はゆったりとしたフォームから5回は中前へ、6回は右越え二塁打を放った藤原。「夏に優勝するまで負けずにいきたい」。史上初となる2度目の甲子園大会春夏連覇の偉業へ―。来夏100回大会世代のスター候補がチームを引っ張っていく。

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2017年9月18日のニュース