巨人、再び単独3位に 畠7回零封&プロ初安打初打点

[ 2017年9月17日 16:55 ]

セ・リーグ   巨人6―1DeNA ( 2017年9月17日    東京D )

<巨・D>6回2死二、三塁、ロペスを三振に斬り、吠える畠
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 巨人が同率3位に並んでいたDeNAとの今季最終戦に6―1と快勝し、クライマックスシリーズ(CS)出場を争うライバルを突き放して単独3位に再浮上した。

 巨人は初回、1死から3連続四球で満塁とし、村田の右中間二塁打で2点を先制。2回には2死走者なしから敵失出塁の陽岱鋼が一気に二塁へ進み、続くマギーの左翼線二塁打で1点を加えた。3―0で迎えた5回には1死満塁から小林の中前適時打で1点を加えた後で先発投手の畠も中前へプロ初安打を放ってプロ初打点をマーク。さらに陽の中犠飛でもう1点を加えてこの回計3点を挙げ、6点リードを奪った。

 投げては先発投手のドラフト2位ルーキー畠が5回まで4四球を与えながらも無安打に抑える好投を見せ、結局7回2安打無失点で今季6勝目(2敗)をマーク。6点リードにもかかわらず8回からはマシソン、9回からはカミネロを投入する盤石リレーで逃げ切った。

 DeNAはドラフト1位ルーキーの浜口が初回に4四死球を与えて2点を失うなど不安定な投球で、球団では1997年の川村丈夫以来20年ぶりとなる新人でのシーズン10勝はお預け。打線は巨人先発・畠に5回まで無安打に抑えられ、9回に抑えのカミネロを攻め1点を返したが反撃が遅かった。

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