広島の連覇は持ち越し 59年ぶりセ・パ同日Vならず

[ 2017年9月16日 18:14 ]

セ・リーグ   広島4―5ヤクルト ( 2017年9月16日    マツダ )

9回表、選手交代を告げる広島・緒方監督
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 広島がマジック1で迎えたヤクルト戦で3点リードを守れず4―5と逆転負け。37年ぶりとなるセ・リーグ連覇は17日以降に持ち越しとなり、1958年の巨人&西鉄(現西武)以来59年ぶり4度目となるソフトバンクとのセ・パ同日Vはならなかった。

 台風18号の影響で予定より30分遅れの午後2時半から始まった最下位ヤクルトとの1戦。3回に1死満塁から丸の右前適時打で2点を先制した広島は、1点差に迫られた直後の4回に新井の右越え9号ソロと会沢の適時打で2点を入れて一時は3点をリードした。

 だが、ハーラートップタイの15勝目を目指した先発の薮田が5回に1点、7回に2点を失い、4―4の同点となった7回途中で降板。8回、この回から登板した3番手・今村が安打と連続四球で1死満塁のピンチを招き、奥村の中犠飛で勝ち越し点を許した。

 9回には、この回から登板したヤクルト5番手のルーキを攻め立て、田中と菊池の安打で1死一、三塁のチャンスを築いたが、3番・丸と代打のエルドレッドが連続で空振り三振に倒れた。

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2017年9月16日のニュース