大谷 日本ラストはリアル二刀流解禁も 栗山監督「いろいろ考えている」

[ 2017年9月16日 05:30 ]

日本ハムの大谷
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 今オフ、ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦の意思を固めた日本ハム・大谷が、今季最終登板でDH解除の「リアル二刀流」で出場する可能性が15日、浮上した。栗山監督が投打同時起用について「いろいろなことを考えている。何でも(可能性は)ある。その中で何を選択するか」と語った。

 大谷は今季は故障に泣き、ここまで投打同時出場はない。二刀流でのメジャー挑戦を希望するだけに、昨年レギュラーシーズンで7戦7勝だった「リアル二刀流」を渡米前に一度は経験しておきたい。視察に訪れるメジャー球団に対するアピールにもつながる。

 14日のロッテ戦は登板から今季初めて中1日で打者出場。「問題はない」と万全をアピールした。次回登板は21日のソフトバンク戦(札幌ドーム)が有力視され球数制限は110球程度。その次が今季最終登板で、制限なしで投げる予定だ。

 日本ラストとなる可能性のある舞台で「リアル二刀流」が復活を告げるか。その候補日は30日から続く本拠地・札幌ドームでの4試合が有力だ。指揮官は「体のことを見ながら前に進める。俺があいつ(大谷)のために何をしてやれるか」と言った。二刀流・大谷。北の大地で5年間の集大成を見せる。

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2017年9月16日のニュース