9月無敗!M5の広島 59年ぶりソフトBと同日V決定の可能性

[ 2017年9月10日 05:45 ]

セ・リーグ   広島4―3中日 ( 2017年9月10日    ナゴヤドーム )

<中・広>7回表無死一塁、松山は右越えに同点2ランを放つ
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 バットをポーンと放り投げた。完璧。広島・松山の打球は、大きな弧を描いて右翼4階席に飛び込んだ。

 球場発表の推定飛距離は115メートルだが、興奮交じりに振り返る。「たぶん人生で一番飛んだ。最高に気持ちよかった」。1―3の7回無死一塁で、岩瀬の初球スライダーを捉えた12号同点2ラン。この後、2死一、三塁から代打・西川に決勝の二塁内野安打が生まれた。39度目の逆転勝利で9連勝。優勝マジックは1つ減って5になった。最短優勝日14日はソフトバンクと重なり、同日V決定の可能性も高まってきた。

 無敗の9月は松山が主役だ。2試合連続猛打賞で打率・529、3本塁打、15打点。「好調の理由は分からないけど、ここまでよくやれていると思う」と笑う。後輩選手から「まっちゃん」と親しまれる愛されキャラ。歴代11位の通算2432安打を誇る石井打撃コーチからも「バットを持たせたら天才的。打つだけの選手だけど」とイジりが交じった最高級の称賛を受ける。

 1年前の同じ9月10日、東京ドームで25年ぶりのリーグ優勝を果たした。黒田と新井が涙の抱擁を交わした夜、決勝点は松山が本塁打で挙げた。今年はマツダスタジアムで胴上げを迎える絶好機。12日からのDeNA3連戦、16日からのヤクルト2連戦はいずれもホームだ。「マツダで決めたい。早く優勝を決めたい」。松山の声が力強く響いた。 (柳澤 元紀)

 ▼広島・丸(2度の生還で今季101得点。14年以来の3桁到達)継続して塁に出ていきたい。

 ≪同日リーグ優勝は過去3度≫セ、パの同日リーグ優勝は過去3度あり、51、54、58年と全て50年代。今季両リーグの優勝が同じ日に決まれば59年ぶり4度目で、ともに自力で優勝を決めれば史上初になる。なお、パが前後期制だった81年に、日本ハムの後期優勝と巨人のリーグ優勝が同日となった例もある。

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