主砲・松山、前日の適時打4本から今度は特大2ラン「多分、人生で一番飛びました」

[ 2017年9月10日 18:11 ]

セ・リーグ   広島4―3中日 ( 2017年9月10日    ナゴヤD )

<中・広>ファンの声援に応える松山
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 広島の4番・松山が7回に起死回生の同点2ランを放ち、優勝マジックを「5」に減らす9連勝へとチームを導いた。

 1―3と2点を追う7回、この回から登板した中日2番手の岩瀬から先頭の丸が四球を選び、続く4番の松山は初球の内角スライダーをフルスイング。打球は右翼スタンド中段に突き刺さる起死回生の同点2ランとなり、代打・西川の適時打による逆転勝ちを呼び込んだ。

 「多分、人生で一番飛びました」と特大の12号を振り返って場内を沸かせた31歳の松山。「(過去にこれだけ大きな本塁打は)いや、もう本っ当にないですね。完ぺきでした。最っ高に気持ち良かったです」と笑みを浮かべた。

 23歳の若き主砲・鈴木誠也が右足首骨折で8月23日に戦列を離れた後は4番に座ることが多いが、前日9日の中日戦でも4本のタイムリーを放って4打点を稼ぐなど絶好調。「ここまでよくできているなと思います。なんでなのかは分からないですけど」と照れたが、「9月全部勝つって言って今まで全部勝っているので、このまま全部勝って早く優勝を決めたいです」とし「本当にマツダで決めたいと思っているので、またあさってからしっかりと皆で頑張って1勝1勝を積み重ねていきたいと思います」と12日から始まるDeNAとの3連戦(マツダ)を見据えた。

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