出番待ち続け…代打・隼太 9回2死サヨナラ打「正直、足は震えていました」

[ 2017年9月10日 22:34 ]

セ・リーグ   阪神7―6DeNA ( 2017年9月10日    甲子園 )

<神・D>9回、代打・伊藤隼は右越えにサヨナラ打を放ち金本監督と抱き合って喜ぶ
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 阪神・伊藤隼太外野手(28)が連夜のサヨナラ勝ちをもたらした。

 同点の9回2死満塁、代打で登場すると、三上から右越えに強烈なサヨナラ打を放った。お立ち台では「打席に入る前に死ぬほど緊張してた。それから解放され、ホッとしています」と本音を口にした。

 出番を待ち続けた。「2死満塁なら投手まで回る。そこで(出番が)回ってくるなと予感はしていたので準備はしていましたが、正直、足は震えていました」。一振りに懸ける思いを結実させた一打だった。

 出迎えた金本監督と固く抱き合った場面をふ「ちょっと感情的になってしまった。今まで味わったことのないような最高の気分です」と興奮を隠せなかった。

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