骨折のソフトB内川 ギプス外れた CSにらみ9月下旬に実戦復帰へ

[ 2017年9月8日 05:30 ]

 ソフトバンク・内川がクライマックスシリーズ(CS)をにらんでシーズン中に復帰する可能性が出てきた。左手親指付け根部分の骨折でリハビリ中。7日は筑後市のファーム施設で硬球を使ってティー打撃を開始した。

 久しぶりの感触にも本人は慎重だ。「やってみないと分からない。首のときもそうだけど、日々やっていきながら」。6月にも首痛で離脱しただけに、しっかり状態を見極める構え。左手は7月23日ロッテ戦(ヤフオクドーム)の一塁守備で打球を処理した際に負傷。左手母指基節骨(きせつこつ)尺惻基部の剥離骨折で全治6週間と診断された。今月5日にギプスが外れ、翌6日はテニスボールを使ったティー打撃やノックで汗を流した。

 順調なら9月下旬に2軍戦などで実戦復帰する見通し。斉藤学リハビリ担当コーチは「いきなりポストシーズンはきつい。1軍数試合に出て、フェニックスリーグで調整できれば」と話した。日本一奪回へ、心強い4番の復帰が待たれる。(後藤 実穂)

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2017年9月8日のニュース