26年ぶり 長嶋茂雄氏が天覧試合で本塁打を打ったバット公開 野球殿堂博物館で

[ 2017年9月7日 17:14 ]

野球殿堂博物館の企画展で展示される、長嶋茂雄氏が天覧試合でホームランを打ったバット
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 ミスターの貴重な「天覧ホームランバット」が、実に26年ぶりに一般公開される。野球殿堂博物館(東京都文京区後楽)では、8日から11月19日まで企画展「プロ野球 東京のロストボールパーク」を開催。後楽園スタジアムや駒沢野球場、東京スタジアムなど、都内にかつて存在した野球場を紹介している。その目玉が、長嶋茂雄氏が天覧試合でホームランを打ったバットだ。

 1959年(昭和34)6月25日、後楽園で巨人―阪神の天覧試合が行われた。長嶋氏は5回に小山正明から12号ソロ。そして4―4で迎えた9回、村山実から左翼ポール際にサヨナラ13号ソロを放った。今回、長嶋氏の協力によって自宅に保管されていたバットの展示が実現。バットにはマジックで日付とともに「天覧ホーマー」「十二、十三号」と記されている。また、バット以外にも天覧試合の公式スコアなども公開している。

 野球殿堂博物館の開館時間は午前10時〜午後6時。月曜休館で、入館料は大人600円、高・大学生400円、小・中学生200円、65歳以上400円。

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2017年9月7日のニュース