ソフトB・サファテ 万感の日本新47S「最高のチームでプレーできるのが幸せ」

[ 2017年9月5日 22:50 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―5オリックス ( 2017年9月5日    京セラD )

プロ野球新記録となる47セーブ目を挙げ花束を手にするサファテ
Photo By スポニチ

 ソフトバンクのサファテが5日のオリックス戦でシーズン47Sの日本新記録を達成した。2日に46セーブ目をマークし、2005年に岩瀬仁紀(中日)、07年に藤川球児(阪神)がつくったプロ野球記録に並んでいた。

 一度は同点に追いつかれたものの、延長11回に味方打線が勝ち越し、新記録の登板機会が回ってきた。サファテは試合後のお立ち台で「野手が追いつかれたあとに点を取り返して勝ち越すことが出来たので、(自分のことよりも)チームが勝ったことが一番」と自らの投球よりもまずチームの勝利を喜んだ。

 今季は途中に家族の体調不良を見舞うために約10日間チームを離脱するなど「感情のコントロールをするのが難しかった」と話す時期もあった。しかし、ここまで防御率0点台と言う抜群の安定感で僅差の展開が多いチームの勝利に貢献し続けた。

 サファテは記録について「藤川さん、岩瀬さんと言う偉大な二人の投手の記録を越えられたのはうれしい」と話したが、それ以上に彼の口から出たのは愛するチームへの賛辞だった。「最高のチームメイト、監督、コーチ、福岡の街、ファンが大好き。一番強いチームでプレーできることが幸せだ」と14年から所属しているソフトバンクへの愛着を強調した。

続きを表示

2017年9月5日のニュース