楽天・藤平、球団最悪タイ11連敗阻止だ!則本が頭下げ“懇願”

[ 2017年9月5日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天―日本ハム ( 2017年9月5日    富山 )

5日の日本ハム戦に先発する楽天の藤平
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 楽天の藤平尚真投手(18)が、5日の日本ハム戦に先発する。チームは負ければ、球団ワーストタイ記録の11連敗となる一戦。前回8月22日の登板でチームの連敗を6で止めた新人右腕は、3日のソフトバンク戦でサヨナラ負けを喫し、涙したエースの則本昂大投手(26)から直々に連敗ストッパーを託された。

 10連敗中のチームの命運をエースから託された。練習のためKoboパーク宮城のグラウンドに現れた藤平を待っていたのは則本。「勝っているのはおまえしかいないから頼むぞ」と何度も頭を下げながら懇願された。さらに大声で「勝たなあかんぞ?」と気合を入れられた。ドラフト1位ルーキーは確かにエースの意志を継いだ。

 前回8月22日のロッテ戦では5回無失点でプロ初勝利を挙げ、チームの連敗を6で止めた。ところが、チームは再び泥沼の10連敗。藤平はまたも連敗ストッパーとしてマウンドに上がる。「昨日、則本さんにあれだけやってもらった。新人らしく若さを出して、何かしら頑張っている姿を見せられたら」。則本は3日のソフトバンク戦で8回まで無失点に抑えたものの、9回にサヨナラ打を打たれ、悔し涙を流した。負ければ球団創設年の05年以来、12年ぶり3度目の球団ワースト11連敗となる富山での日本ハム戦。大一番の勝敗は18歳の肩にかかる。

 鍵を握るのは大谷との初対戦だ。二刀流の強打者相手にも楽天の将来のエース候補はおじけづいていない。「打てない球はあると思う。凄い選手というのは分かっているけど、あまり意識せず“1人の左打者”として考えて、抑えられるように、投げていきたい」。いい意味でその存在感を無視して、力むことなく自分の力を十二分に発揮する考えだ。

 プロ2度目の先発だった8月6日のロッテ戦では3盗塁を許し、6回2失点で敗戦投手となった。それでも岸や横浜高の先輩であるロッテ・涌井のクイック投法、けん制を動画で研究して修正し、次戦のプロ初勝利につなげた。成長著しい18歳は遠投などで最終調整を終え「前回よりも長いイニングを無失点で投げたい」。若き力で負の連鎖を断ち切る。 (黒野 有仁)

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