巨人、山口俊の処分は「妥当」 選手会の「不当に重い」に反論

[ 2017年9月5日 05:30 ]

巨人の山口俊
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 巨人は4日、山口俊投手(30)が都内の病院で男性警備員を負傷させたなどとして、今季終了までの出場停止と総額1億円を超える罰金、減俸を科されたことに対し、日本プロ野球選手会が「処分が不当に重い」と抗議、再検討を求めたことに反論。選手会の主張は「確たる根拠もなく、球団と選手との私的な契約に不当に介入するもの」とした。

 この日、都内で行われた実行委員会で文書5枚を配布して各球団に説明。巨人側は「処分は妥当。軽すぎるとの声が多く寄せられている」と主張し、複数年だった契約の見直しについても山口俊本人が納得しており「野球協約や、選手会の言う独占禁止法に違反する事実もない」とした。

 選手会は巨人への抗議とともに熊崎勝彦コミッショナー、実行委にも調査などを要請していた。熊崎コミッショナーは「処分が重すぎる、不当との意見はなかった」と語った。

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2017年9月5日のニュース