東洋大・梅津 リーグ戦初登板で151キロ!ネット裏のスカウト「何年生だ?」

[ 2017年9月5日 15:02 ]

東都大学野球秋季リーグ戦第1週第1日   日大5―3東洋大 ( 2017年9月5日    神宮 )

 ネット裏のスカウト陣が突然スコアボードの数字に色めき立った。東洋大の2番手としてリーグ戦初登板した梅津晃大(3年)が初球に151キロを計測。すかさず「何年生だ?」とスカウトたちがメンバー表を確認した。

 仙台育英2年でベンチ入りし甲子園に出場したものの目立った成績は残せなかった。大学に入学しても今春までは140キロが精いっぱい。春のベンチメンバーから外れ、そこから走り込みと体幹トレーニング、そして投げ込みを続け、今夏には球速が10キロ以上アップ。広島経済大とのオープン戦では153キロもマークした。

 「突然登板を言われ、飯田さんの後だったので流れを変えようと初球は思い切りいきました。まだその球が持続しないのが課題です」

 1メートル87、92キロと体格も申し分なしの右腕。「ボールが低めに集まってくると将来楽しみ」と高橋監督も期待を寄せていた。

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2017年9月5日のニュース