巨人“G滅”17戦ぶり零敗 バント失敗後に併殺3度

[ 2017年9月4日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人0―1DeNA ( 2017年9月3日    横浜 )

6回1死一塁 陽は三ゴロ併殺打に倒れる
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 9回1死二、三塁。巨人に一打逆転の好機が訪れたが、坂本勇は浅い右飛、阿部は遊ゴロでDeNA・山崎康に逃げ切られた。

 ミスと拙攻で3位浮上を逃した。3回先頭の小林が四球で出塁。マイコラスがバントに失敗し、続く陽岱鋼(ヨウダイカン)が併殺打に倒れた。小林にチーム初安打が出た6回もその繰り返し。8回は亀井が送れず小林が併殺打だった。零敗は17試合ぶり。高橋監督は「向こうも簡単には(バントを)やらせないと思っている。なかなか決め手がなかった」と嘆いた。

 8回1死一塁でマシソンが桑原に右前打を許すと、橋本到が体で止めた打球がそれた間に走者は三塁へ。続く柴田の中犠飛で決勝点を奪われた。失策がついた橋本到は「ノーバウンドでいけなかったので(打球を)体で止めた」と説明。マイコラスは中4日で7回無失点と好投したが「犠打で走者を送れれば良かった。必要なこと」と打席を悔やんだ。

 連勝が4で止まり、3位・DeNAと再び1・5ゲーム差。指揮官は「まだまだチャンスがある」と切り替えた。 

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2017年9月4日のニュース