ソフト、東浜でM16!アマダー威嚇にも冷静 6回途中0封

[ 2017年9月2日 05:40 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―0楽天 ( 2017年9月1日    ヤフオクD )

お立ち台でM16が点灯し14勝目を挙げた東浜(右)の背番号を指さす中村晃
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 乱闘騒ぎになっても、ソフトバンクの東浜は崩れなかった。2回、カウント2―2から抜けた内角高めの直球。倒れて激高したアマダーに猛ダッシュで詰め寄られた。相手は135キロ。75キロの東浜にとって、倍近い巨漢だ。二塁付近まで逃げた。両チームの選手がもみ合った中で、アマダーは威嚇行為で退場処分となった。

 「真剣勝負だし、前のめりでやっている。正直、動揺はしたが、だからといって弱気になるわけにはいかなかった」。試合再開後は球を低めに集め、冷静に粘り強くアウトを積み重ねた。工藤監督の言葉にも背中を押された。「強い気持ちで投げなさい。内角も攻めるんだ」。2〜7回まで毎回の6安打を許しながら6回2/3を無失点でリーグ単独トップの14勝目。2年ぶりのリーグ優勝へのマジック「16」を初点灯させる好投に「走者を出してもホームを踏ませないことを心掛けた」と充実の表情だった。

 前回8月25日のロッテ戦では今季最短の4回で自己ワーストの11安打を浴び5失点。「同じ失敗は繰り返せない。崖っ縁。納得いく形で過ごそう」と疲れがある中でも練習量を増やして臨んだ。岸との投げ合いは今季3度目で全て勝っており、工藤監督も「絶対に先制点をやれないという気持ちが球に乗り移っていた」と絶賛した。

 プロ5年目で初めてシーズンの規定投球回数をクリア。帰宅する際には「もう、3踏ん張りくらいですよ」と笑った。今季、エース級の活躍を続ける5年目右腕が歓喜への号砲を鳴らした。

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