阪神・小野 プロ1勝に感謝、金本監督「勝てる日来ると信じていた」

[ 2017年8月29日 21:12 ]

セ・リーグ   阪神3―0ヤクルト ( 2017年8月29日    甲子園 )

<神・ヤ>6回無失点でプロ初勝利を飾り、ウイニングボールを手に金本監督(左)の祝福を受け笑顔満開の小野
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 5月21日の初登板から13度目、足掛け4カ月で阪神のルーキー小野がプロ初勝利を手にした。「ここを目標にやってきて(プロ1勝を)達成できたのはうれしく思います」と誇らしげな表情を見せた。

 初回から走者を出したものの三振ゲッツー、2回も2死満塁とされながらも踏ん張るなど粘りの投球で得点を許さなかった。「野手の皆さんに助けていただいた。歓声を力に変えて投げることが出来た」と堅守、本拠地の応援に感謝した。

 試合終了直後には金本監督から「やっと勝てたなと言われました。実感が湧いた」と語り、ウイニングボールは「今まで野球をやらせてくれた親に贈りたい」と話した。残り27試合、優勝の可能性も残っている。「一戦一戦全力で粘り強く頑張ります」と、チームへの貢献を誓った。

 金本監督は「“良かったな”と声をかけた。いつまで投げさせるのかと言われることもあったが、ずっと使っていけば良い時が来ると、勝てる日が来ると信じていた。使い続けてよかった」と笑顔で称えていた。

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