アジアC出場の侍J女子代表 橘田恵監督「3回合宿をして順調 一番になって女子野球を普及させたい」

[ 2017年8月29日 17:43 ]

会見を行った、女子野球日本代表の(左から)小野あゆみ内野手、金満梨々那捕手、橘田恵監督、吉井温愛主将、姫野真由投手
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 「第1回BFA女子野球アジアカップ」(9月2日〜 香港)に出場する侍ジャパン女子代表のメンバーが29日、都内の日本野球機構(NPB)で会見を行った。

 女子代表初の女性監督として指揮を執る橘田恵監督(34=履正社女子野球部監督)は「6月から大阪、高知、関東と3回、合宿をしてきた。順調に仕上がってきたし、アジアで一番になって女子野球を普及させたい」と力を込めた。

 今回の大会は若手育成などを目標に18歳以下のメンバーで構成。代表20人は全員女子高生で、「JK軍団」で主将を務める吉井温愛(はるえ)内野手(履正社3年)は「日本代表としてユニホームを着てプレーできるのは夢のよう。日本の高校生は、こんなにレベルが高いんだというのを見せたい」と話した。

 巨人OBの左腕・宮本和知さんが好きだという金満梨々那捕手(開志学園3年)は「長打力がアピールポイント。みんなから応援されるようなプレーをしたい」。姫野真由投手(花咲徳栄3年)は「感謝の気持ちを忘れずにやりたい」と意気込んだ。ハンドボールのU―16日本代表の経歴を持つという小野あゆみ内野手(埼玉栄2年)は、周囲からハンドボールを続けるよう勧められたが「野球をあきらめたくなかった。どうしても野球がやりたかった」。そして「日本代表は夢でした。恥じないよう、自覚を持って戦いたい」と誓った。

 大会は9月2日から、日本、台湾、韓国、香港、パキスタン、インドの6チームの総当たりで行われる。

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2017年8月29日のニュース