広島・岡田　前回に続く乱調６失点「球が走らなかった」

セ・リーグ   広島５―６中日 （ 2017年8月27日    マツダ ）

＜広・中＞４回無死三塁、谷の左犠飛で京田（左）の生還を許し、６点目を失った岡田
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　エルドレッドの２ランも丸の自己最多２１号３ランも、前半の６失点が最後まで大きく響いた。広島の先発・岡田が４回６安打６失点。チーム連勝を２で止め、自身連勝も４で止めた右腕は「しっかり腕を振ったつもりですが球が走らなかった」と唇をかんだ。

　初回２死から大島に右前打を許し２死二塁からゲレーロに先制打。続く福田に２ランを浴びるなど一挙４失点。４―２の４回には投手の小笠原への四球を起点に２点を失った。「初回から持ち味の直球を捕手のミットに腕を振って投げられるようにしたい」と今後の反省を口にした。

　阪神が敗れ優勝マジック１９となった緒方監督も「球に力が伝わっていない感じだった」と前回の５失点に続く乱調に首をかしげたが、２９日からの東京遠征６連戦に向けては「切り替えて頑張っていきたい」と前を向いた。