藤浪“復活星”ならず…死球から失点 159キロ計測も7回途中で降板

[ 2017年8月27日 16:04 ]

セ・リーグ   阪神0―6巨人 ( 2017年8月27日    東京ドーム )

7回途中で降板し、ベンチで厳しい表情を浮かべる藤浪
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 阪神の藤浪が27日の巨人戦に先発。6回まで力投したが7回に失点を許し、マウンドを降りた。

 約2カ月半ぶりに1軍復帰した16日の広島戦は7四死球の乱調で4回2/33失点。17日に登録を外れてから2軍戦で2度の調整登板を経て1軍マウンドに再び戻った。

 初回、先頭打者の陽岱鋼を3球三振。自己最速160キロに1キロ及ばなかったが、159キロの直球で見逃し三振に斬った。マギーと阿部に安打を許すも無失点に抑えた。

 2回から6回まで安打を許さなかったが、7回に正念場を迎える。1死から右打者の村田に投じた球がすっぽ抜けて死球に。代走・重信の二盗で得点圏に走者を背負うと、亀井に右中間を抜ける適時打を浴びた。続く長野に四球を与えたところでマウンドを2番手・桑原に譲った。藤浪は6回1/3を106球、9奪三振4四死球3失点で5敗目。

 試合後、金本監督は復調も感じさせる藤浪の投球に「一安心です。次ももちろんあります」といい、交代の場面については「死球後、長野選手に投げた直球が抜けていたので、早めに交代しました」とコメントした。

 打線は2安打と沈黙し零敗したが、これで1ケ月の長期ロードは16勝10敗1分けと“貯金”をつくって終了。甲子園に戻りペナントレース終盤戦に臨む。

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