広島 助っ人コンビ躍動でM21再点灯 26号エルド「ゼンシンゼンレイ!」

[ 2017年8月25日 21:27 ]

セ・リーグ   島9―1中日 ( 2017年8月25日    マツダ )

<広・中>スラィリーのマイクを奪ってご機嫌のジョンソン。左はエルドレッド
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 DeNA戦で3試合連続サヨナラ負けを喫してホームに戻った広島を助っ人コンビが救った。投げては先発のジョンソンが8回2安打無失点。打っては5番に入ったエルドレッドが5回の26号ソロを含む2安打3打点をマークし、15安打9得点の打線をけん引した。

 三塁を踏ませない投球で7月12日のDeNA戦以来44日ぶりとなる今季5勝目(3敗)を挙げたジョンソンはお立ち台で「アリガトウゴザイマス!」と声を張り上げ「長い道のりだったが、マウンドに立ててチームの勝利に貢献できて良かった」とホッとした様子。「全球種でストライクを取れたし、ゴロで打ち取る自分の投球もできた。何より打線が9点をプレゼントしてくれたので自分の投球ができた」と振り返った。

 24日まで敵地で行われたDeNAとの3連戦ではいずれも序盤のリードを守り切れず、2007年以来10年ぶりとなる3試合連続サヨナラ負け。23日には打球を好捕した若き主砲・鈴木が着地の際に右足首を骨折して離脱するアクシデントにも見舞われた。

 だが、ホームに戻っての快勝で、前日消えたばかりの優勝マジックも「21」に減って再点灯。エルドレッドは「タフな試合が3試合続いて厳しかったが、長い一年、ああいうことは何回もある」とファンの不安を吹き飛ばすような頼もしい一言を発し、最後は日本語で「ゼンシンゼンレイ!」と叫んだ。

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2017年8月25日のニュース