広島“横浜の悪夢”振り払いM再点灯!ジョンソン快投8回2安打

[ 2017年8月25日 20:48 ]

セ・リーグ   広島9―1中日 ( 2017年8月25日    マツダ )

<広・中>力投するジョンソン
Photo By スポニチ

 DeNA戦で3試合連続サヨナラ負けを喫してホームに戻った広島が9―1で中日に快勝。“横浜の悪夢”を振り払った。また、阪神が巨人に敗れたため、前日24日に消えた優勝へのマジックが「21」で再点灯した。

3回、菊池、丸の連打で無死一、三塁のチャンスを築き、4番に入った松山が3連打目となる右前適時打を放って先制。さらに安部と石原の適時打などでこの回計4点を先取した。

 5回にはエルドレッドが中日先発のバルデスから1ボールからの2球目、内角高めの直球を左中間スタンドへ運ぶ26号ソロを放って5点をリード。7回にはエルドレッドの二塁打で2点、8回にも4連打で2点を加え、計15安打9得点と一方的な展開に持ち込んだ。

 投げては先発のジョンソンが5回2死まで無安打と快投を続け、結局、三塁を踏ませず。完封まであと1イニングで降板したが、8回で101球を投げ、2安打無失点という好投で7月12日のDeNA戦以来44日ぶりとなる今季5勝目(3敗)をマークした。

 広島は24日まで敵地で行われたDeNAとの3連戦ではいずれも序盤のリードを守り切れず、2007年以来10年ぶりとなる3試合連続サヨナラ負け。23日には打球を好捕した鈴木が着地の際に右足首を骨折して離脱するなどアクシデントもあったが、ホームに帰った初戦で投打がかみ合い快勝でものにした。

 中日は5回2死から高橋が右前へチーム初安打を放ったが、最後までジョンソンを打ち崩せず。9回に1点を返すのが精一杯だった。先発のバルデスは5回9安打5失点で今季9敗目(6勝)を喫している。

続きを表示

2017年8月25日のニュース