雄星“反則投球”指摘受けフォーム改造へ「難しいけどやるしかない」

[ 2017年8月25日 18:14 ]

<ソ・西>初球の投球フォーム(1)。1度下げた右足がもう一度上がり…
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2試合連続の反則投球を宣告された西武・菊池がフォーム改造に取り組む。

 25日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)はクイック投球で投げたが一夜明けて、「クイックで投げることはリスク。腕も横振りになるし、今まで積み上げたモノが台無しになる。右足を(高く)上げて投げる形になる」と語った。

 現在の投球フォームの原形は4月21日の日本ハム戦(メットライフドーム)。「良い感じだった」と左足にきっちり体重が乗る形で1安打完封勝利を挙げた。だが、審判団に指摘も受けていた。5月12日のオリックス戦(ほっともっと神戸)で「(反則投球の)ギリギリやぞ」と言われたという。今月10日のオリックス戦(京セラドーム)でも投球練習中に「アウトやな」と注意されたが、試合で反則投球を宣告されなかった。

 菊池は「5月からフォームは変わっていない」という認識で投げ続けたため、3カ月後に試合で反則投球を取られた戸惑いは大きい。

 今後は4月中旬までのセットポジションのフォームに戻す可能性が高いが、ノーワインドアップ投法なども模索する。「バランスとタイミングさえつかめれば大丈夫。口で言うのは簡単でやるのは凄く難しいけどやるしかない」と誓った。

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