ソフトB 4発10点!8連勝 27日にもM19点灯

[ 2017年8月25日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク10―1西武 ( 2017年8月24日    ヤフオクドーム )

<ソ・西>初回、2ランを放ったデスパイネ(右)は柳田とタッチ
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 強い、強すぎる。ソフトバンクは4発を含め、11試合ぶりに2桁10安打を放ち、7月19日以来の2桁10得点。今季最多8連勝を飾り、工藤監督は「初回からの集中力が凄い。点を取ろうという意識が出てる」と満足げな表情だ。

 容赦なかった。初回、菊池が初球に2段モーションで反則投球を宣告されると、一気に叩いた。2死三塁で、4番・柳田が左翼フェンスを直撃する先制二塁打。「追い込まれると三振しちゃうんで、その前に前に飛ばす作戦」と笑った。

 続くデスパイネはリーグトップの柳田、日本ハム・レアードに並ぶ右越え29号2ラン。「菊池はいい投手だから早い段階で点を取らないと」。これで流れを完全につかんだ。2回には、今宮の2年連続2桁に乗せる10号3ランで突き放し、5回に中村晃、6回は上林のソロで加点した。

 1試合4本塁打以上は今季6度目。得意の空中戦に持ち込んで、貯金は40にまで伸ばした。この1週間で2位楽天を一気に引き離し8・5ゲーム差。27日にも優勝マジック19が点灯する。

 この日で主催試合の観客動員数はリーグ最速で200万人を突破。主催58試合目での到達は球団最速タイだ。2年ぶりのV奪還へ、ファンの後押しも大きくなってきた。「投手も凄いし、みんな打撃上がってきてる」。リーグトップの29本塁打、90打点に加え、今季7度目の3安打猛打賞で打率・317に上げた柳田も手応えを口にした。

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2017年8月25日のニュース