花咲徳栄・清水 代表でバッテリー熱望「中村に受けてもらいたい」

[ 2017年8月25日 05:30 ]

メダルを胸に帰路に就く花咲徳栄の清水(右)と綱脇
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 第99回全国高校野球選手権大会で初優勝を果たした花咲徳栄(埼玉)が24日、加須市内の同校に凱旋。生徒や保護者ら約500人に迎えられ、優勝を報告した。岩井隆監督は「力を出し尽くして燃料は一滴もない状態。声援で、あと一歩動く力を頂いた」と声援に感謝した。

 今大会最速をマークし、リリーフでフル回転した高校日本代表の150キロ右腕・清水はチームと一緒に宿舎を出発。ワールドカップ出場のため千葉へパスポートの受け取りに立ち寄ってから、1人遅れて同校に戻った。25日には代表合流予定とハードスケジュールが続くが「日本一の次は世界一を目指す。(広陵の)中村に受けてもらいたい」とバッテリーを熱望した。

 清宮、安田、中村と世代を代表する強打者が主軸を組むだけに「凄いクリーンアップですね。対戦相手なら嫌だけど味方だったら助かる」と歓迎。代表では先発、抑え両方を担う可能性があり「投げさせてもらえるところを全力で投げる。日本一の勢いのまま臨みたい」と力を込めた。 (松井 いつき)

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