済美・八塚、涙止まらず 9回同点ソロ浴びた運命の1球

[ 2017年8月19日 12:52 ]

<済美・盛岡大付>10回表無死二、三塁、植田(手前)に2打席連続本塁打を浴び、呆然とする済美・八塚
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 満塁アーチを打ち合う激闘で盛岡大付に敗れた済美の背番号1、八塚主将は試合後、涙が止まらなかった。

 「4番・右翼」で先発出場し、8回途中からマウンドへ。1点リードの9回に植田に同点ソロを浴び、「あの1球が…。(ミットは)外に構えていたけど、真ん中高めにいきました。投げミスです」と目を真っ赤にして運命の1球を振り返った。延長10回には、またしても植田に3ランを被弾し、力尽きた。

 エースで4番、主将という大黒柱。3年間を振り返り「相手の打線が上だった。負けて悔しい気持ちもありますが、甲子園で終われた。自分たちは幸せだと思います」と声を振り絞った。

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2017年8月19日のニュース