盛岡大付、夏初のベスト8入り 史上初の両チーム満塁弾

[ 2017年8月19日 10:23 ]

第99回全国高校野球選手権大会第11日   盛岡大付12―7済美 ( 2017年8月19日    甲子園 )

<済美・盛岡大付>5回2死満塁、勝ち越しの満塁弾を放つ盛岡大付・小林
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 第99回全国高校野球選手権大会第11日は19日、甲子園球場で3回戦が行われ、第1試合では済美(愛媛)と盛岡大付(岩手)が対戦。延長10回に一挙5点の猛攻を見せた盛岡大付が12―7で勝利し、夏初の8強入りを決めた。試合は5本塁打が飛び交う空中戦で、5回には両チームとも1本ずつ満塁弾が飛び出した。1試合2本の満塁弾は大会史上初。

 盛岡大付は2回に2点を先制されるも、3回に1点を返し、5回に3番・植田のタイムリーで同点。さらに、1死満塁とし、6番・小林が左中間スタンドへ満塁弾を放り込んで4点を勝ち越した。その裏、済美の5番・吉岡に満塁弾で同点にされ、さらに7回、2番・宇都宮のソロで1点をリードされるも、9回、植田の値千金の同点ソロで追いついた。

 延長10回、盛岡大付は無死2塁から1番・林のタイムリーで1点を勝ち越すと、植田のこの日2本目の本塁打がバックスクリーンに飛び込み、一気に4点をリード。その後、途中出場の籔内にも適時二塁打が出て、点差を5点に広げた。

 済美は9回、1点のリードを守り切れず、04年以来、13年ぶりの8強入りを逃した。

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2017年8月19日のニュース