天理・碓井涼 148球投げ抜いた 11回1失点完投「100点に近い」

[ 2017年8月19日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権第10日・3回戦   天理2―1神戸国際大付 ( 2017年8月18日    甲子園 )

<神戸国際大付・天理>延長11回を1人で投げぬいた天理・碓井涼は、最後の打者を打ち取り雄叫びを上げる
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 天理(奈良)は先発右腕の碓井涼が11回を1失点、148球で投げ抜き、5年ぶりの8強進出に導いた。

 昨秋、中村良二監督のアドバイスで上手投げから横手投げに転向。この日は内角も厳しく攻め、打者に気持ち良く振らせなかった。「得意なのはシュート。シュートを軸にして、詰まらせて泳がせたい。バックを信頼しました」と思い描いた通りの投球で、ゴロアウトを21個奪った。1回戦の大垣日大戦では背番号17の左腕・坂根が完封。2回に二塁手の野選で1点を失ったが「100点に近い」。左右の両輪で27年ぶりの夏の頂点を目指す。

 ▼天理・山口(11回2死一、三塁から右前打)(決勝打は)記憶にない。碓井(涼)が頑張っていたし、前の2打席がふがいないバッティングだったので何とかしたかった。

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2017年8月19日のニュース