DeNA 広陵・中村を上位指名候補に 高校No.1捕手を高く評価

[ 2017年8月15日 08:30 ]

1回戦で2発の広陵・中村
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 DeNAが今秋ドラフト会議の上位指名候補として広陵の中村奨成捕手(18)をリストアップしていることが14日、分かった。

 球団関係者が「肩はトップクラスだと思っている。上位で消えてしまうだろう」と高い評価を口にした。大会終了後のスカウト会議で絞り込みを進めていく。

 中村は高校No・1捕手の呼び声高く、最大の売りは強肩。捕球から二塁送球到達までのタイムは2秒を切ればプロでも合格とされる中、最速1・74秒だ。一段とその存在を知らしめたのが、開催中の甲子園大会。11日の1回戦・中京大中京戦で高校通算39、40号の2本塁打を、いずれも逆方向の右へ運んだ。50メートル6秒0と足も速く、侍ジャパン高校代表候補入りしている。

 DeNAは2年目の戸柱が正捕手。高城や嶺井らも控えるが、将来性豊かな18歳が加われば戦力の底上げにつながる。球団関係者は「(捕手の)人数はいるが、将来性を加味して面白い人材がいれば獲りたい」と話した。

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2017年8月15日のニュース