阪神・糸井 15日2軍戦で実戦復帰へ 片岡コーチ「再発が一番怖い」

[ 2017年8月15日 05:30 ]

阪神の糸井
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 15日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)で実戦復帰する阪神・糸井について片岡打撃コーチは14日、「実戦から遠ざかっているし、場所も場所。再発が一番怖いところ。1回(試合に)出て状態を見てからやね。最後は金本監督が決める」と説明した。早ければ18日の中日戦から1軍復帰する可能性がある一方、再度の離脱を避ける意味でも万全を期して慎重に回復具合を見極める方針だ。

 7月17日の広島戦で空振りした際に右脇腹を負傷し、筋挫傷と診断されて翌18日に登録を外れた。本人は「10日後です。ルールあるからね」と最短復帰を強く望んでも球団方針で慎重に調整を進めていた。屋外フリー打撃を再開した10日にいきなり柵越え6発を放つなど現時点での経過は良好。15日は右翼守備にも就く予定で、実戦の中での走攻守の動きや出場後の状態確認が最後の課題になりそうだ。奇跡の逆転Vへ――。絶対的なキーマンの復帰は秒読みに入った。

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2017年8月15日のニュース