阿部 Gドラフト入団選手、左打ち捕手として初の2000安打

[ 2017年8月14日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―4広島 ( 2017年8月13日    マツダ )

<広・巨>9回1死、阿部は右前に通算2000安打を達成した阿部は代走を送られ声援に応える
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 阿部(巨人)が13日広島戦の9回に今村から右安打を放ち通算2000安打を達成した。プロ野球49人目。初安打は01年3月30日の阪神戦で星野伸から。巨人では川上、長嶋、王、柴田に次ぎ5人目となり、ドラフト入団選手では阿部が初めてだ。

 通算2056試合での達成は谷繁(中)の2803試合を筆頭に11番目に遅いペース。38歳4カ月は全体の26番目になるが、大学経由(その後社会人を経た選手も含む)の14選手に限れば山本浩(広)の37歳6カ月、谷沢(中)の38歳1カ月に次ぐ3番目の年少到達になる。

 阿部の守備位置は捕手が1666試合で最多(他に一塁で339試合)。主に捕手を務めた選手では野村(西)、古田(ヤ)、谷繁(中)に次ぎ4人目で左打ちは阿部が初めてだ。また、阿部は通算打率.285で386本塁打と確実性、長打力をハイレベルで両立。打率2割8分と350本塁打をともにクリアした2000安打達成者は14人目になるが、守備の負担が大きい捕手では初の快挙になった。

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2017年8月14日のニュース