ドラフト候補2選手 稲葉監督の前で躍動「持ち味出せた」「自信になった」

[ 2017年8月14日 17:54 ]

侍JAPAN・稲葉監督(左端)が大学代表とJX・ENEOSとの練習試合を視察する                                      
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 侍ジャパンの稲葉篤紀監督が視察する前で、今秋ドラフト候補の2人が躍動した。JX―ENEOSとの練習試合に先発した侍ジャパン大学代表・東(立命館大)は、3回を無安打無失点の好投。「真っすぐで空振りが取れたし、自分の持ち味が出せた」。指揮官の視線は意識しなかったといい「(自身が)プロに行ってから、いいところをいっぱい見せられれば」と話した。

 3年後の東京五輪の際は25歳。「一番、体も元気な時だと思う。マックスの状態で稲葉監督の目に止まれば。(五輪に)出たい気持ちはあります」。そんな東の投球を、稲葉監督は「制球も切れもいい。社会人相手にあれだけのボールを投げ込んで抑える。いい投手」と高く評価した。

 また、4番・楠本(東北福祉大)は初回1死一、二塁で右中間に先制3ラン。初球のチェンジアップを振り抜いた豪快な打球に、指揮官は「国際大会は初対戦の投手ばかり。初球を捉えてのホームランは、そういう対応力がある。素晴らしいなと思った」と絶賛した。楠本も「初めての投手だったし、ボールを見ていくというより、甘いボールはどんどんいこうと思っていた。自信になった」と満足そうに話した

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2017年8月14日のニュース