阿部 2000安打を支えた「ミート力」

[ 2017年8月13日 21:11 ]

13年WBCで本塁打を放った2本のバット(中央2本)。芯で捉えた後が残る
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 阿部の父・東司さんも、高校時代の監督・中根康高氏も「慎之助はミートがうまかった」と口を揃える。象徴的なシーンがある。13年3月12日、WBC2次ラウンドのオランダ戦(東京ドーム)。大会史上初となる1イニング2本塁打を放った一戦だ。

 東司さんの会社事務所に飾られている記念バットの中に、その試合で本塁打を打った2本のバットも飾られている。ボールを捉えた跡がくっきりと残るが、2本とも、ほぼ同じ箇所に、跡が残っている。東司さんは「これを見たときは驚いたね。慎之助には“このバットは人にあげたりしないで”と言われてね。大事にしているんだよ」と振り返る。

 体勢が崩されても、狙い球が外れても、バットの芯に当てる技術は球界屈指。2000安打は「ミート力」が支えていた。(川島 毅洋)

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