中京大中京、終盤猛追も及ばず 指揮官「本来の粘りをだしてくれた」

[ 2017年8月11日 13:17 ]

全国高校野球選手権大会4日目   広陵10―6中京大中京 ( 2017年8月11日    甲子園 )

<中京大中京・広陵>9回2死満塁、小河原は二ゴロに終わり、ヘッドスライディングも及ばず試合終了
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 第1試合は両校あわせて出場50回という注目の名門校対決。中京大中京(愛知)は広陵(広島)に猛追も及ばず6―10で敗れ、初戦で姿を消した。

 中京大中京は3回に1番・伊藤康のソロなどで2点を先制。しかし、プロ注目捕手の広陵の中村に2本塁打を浴びるなどして、逆転された。

 愛知県大会から続けてきた継投策が、甲子園では裏目に出た。先発の磯村は好投し、6回に1死走者なしで2番手の香村とバトンタッチ。しかし、交代直後に中村にソロを浴びるなど4安打で4失点と崩れた。

 高橋源一郎監督は6回の継投タイミングについて、「磯村は5回のところで球威がなくなっていた。後ろも信頼できる。県大会から、こういう形でやってきた」と話した。

 最終回には4点差まで詰め寄り、なお2死満塁と、1発がでれば同点という見せ場をつくった。指揮官は「8回、9回は本来の粘りをだしてくれた」と、ナインをねぎらった。

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