鍛治舎監督最後の夏 秀岳館がV候補対決制し2回戦進出 横浜3併殺響く

[ 2017年8月11日 13:31 ]

第99回全国高校野球選手権大会4日目   秀岳館6―4横浜 ( 2017年8月11日    甲子園 )

秀岳館の鍛治舎監督
Photo By スポニチ

 第99回全国高校野球選手権大会4日目は11日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、第2試合は、今夏甲子園大会で退任する鍛治舎巧監督(66)率いる秀岳館(熊本)が、2年連続17回目出場の横浜(神奈川)を6−4で下し、2回戦に進出した。

 優勝候補同士の激突。秀岳館が初回から猛攻を見せた。先頭の竹輪が右翼への三塁で出塁すると、続く2番・半情が左犠飛。3球で1点を奪うと、4番・広部、5番・田浦の連続適時打でこの回3点を先制。試合の主導権を握ると、3回には無死三塁から、田浦の二ゴロが敵失を誘い1点を追加。7回にも2死満塁から代打・橋口の右前打で2点を追加した。

 投げては、先発・川端が6回2安打1失点と好投。7回から登板した2番手・田浦が3点を失ったが、リードを守り切った。

 横浜は、秀岳館の川端の前に打線が3併殺を喫するなどリズムに乗れず。5投手の継投で勝機をうかがう中、5点を追う7回2死一、三塁、6番・福永が左中間への3ランを放って2点差としたが及ばなかった。松坂大輔を擁し全国制覇した1998年以来の頂点を目指したが、1回戦で姿を消した。

続きを表示

この記事のフォト

2017年8月11日のニュース