DeNA 敵失で決勝点、逆転2連勝 ヤクルトは47年ぶり借金31

[ 2017年8月10日 21:11 ]

セ・リーグ   DeNA6―1ヤクルト ( 神宮 )

<ヤ・D>7回2死一塁、ヤクルト代打・飯原を三ゴロに打ち取ったDeNA先発・今永はガッツポーズ
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 DeNAが投手戦のまま1―1で終盤に突入した試合で敵失により決勝点を挙げ、最後はヤクルトを突き放して6―1で勝利を収め2連勝。ヤクルトは2連敗を喫し、借金は70年以来の今季ワースト31まで膨れた。

 DeNAは0―1で迎えた5回に宮崎の左越え9号ソロで同点。その後は1―1のまま膠着状態になったが、8回にヤクルトの投手が7回2安打1失点と好投の星から2番手・石山に交代すると、先頭・戸柱が右前打、続く梶谷が四球を選んで無死一、二塁とチャンスをつかんだ。

 ここでラミレス監督は7回4安打1失点と好投していた今永に代えて代打・田中浩を起用。この田中浩が初球で送りバントを決めて1死二、三塁とチャンスを広げると、続く倉本の打球は一塁ゴロに。打ち取られた当たりだったが、これをヤクルトの一塁手・リベロが本塁悪送球する間に1点が入り、DeNAが勝ち越し。さらに桑原のスクイズも決まって2点リードとした。

 9回にはロペスがこの回から代わったヤクルト3番手の松岡から左越え23号ソロを放つと、さらに2死満塁から倉本が右前へ2点適時打を放って突き放した。

 今永は今永は7回を4安打1失点で、プロ1年目だった昨季を上回る9勝目。

 ヤクルトは2回、2死三塁から藤井の左前打で先制。先発・星は7回2安打1失点と力投したが、リリーフ投手が打ち込まれ、打線も1点に終わった。

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