“九州対決”は聖心ウルスラ学園に軍配 早稲田佐賀は猛追及ばず

[ 2017年8月10日 17:55 ]

<早稲田佐賀・聖心ウルスラ>2回1死二、三塁、先制のスクイズを決める聖心ウルスラ・上村
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 第99回全国高校野球選手権大会第3日は10日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、第4試合では初出場の早稲田佐賀(佐賀)と12年ぶり2回目出場の聖心ウルスラ学園(宮崎)が対戦。1回戦唯一の“九州対決”は5―2で聖心ウルスラ学園に軍配が上がった。12年ぶり2度目の出場の聖心ウルスラ学園は甲子園初勝利。2回戦で聖光学園(福島)と対戦する。

 聖心ウルスラ学園は2回、矢野と請関の連打と柳田の送りバントで築いた1死二、三塁から上村が投手前へスクイズを決めて先制。4回には2死二、三塁から上村の打球が三塁手のグラブを弾いて左翼へ抜ける間に2点を入れ、さらに捕逸でもう1点加えて5点をリード。投げては先発の戸郷が毎回の11三振を奪う2失点力投で完投勝利を飾った。

 早稲田佐賀は5点を追う7回、それまで2安打に抑えられていた戸郷から森田、坂元、鈴木、代打・春日井の4連打などで2点を返したが、甲子園初勝利はならなかった。

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