日本航空石川 9回の大逆転劇「集中力が一番出たシーン」 上田が勝ち越し打

[ 2017年8月10日 11:00 ]

第99回全国高校野球選手権大会1回戦   日本航空石川6―5木更津総合 ( 2017年8月10日    甲子園 )

<木更津総合―日本航空石川>9回2死一、三塁、日本航空石川・上田は勝ち越しの左前適時打を放ち、ガッツポーズをしながら一塁に向かう
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 第99回全国高校野球選手権大会は10日、甲子園球場で大会3日目が行われ、第1試合は日本航空石川(石川)が木更津総合(千葉)に6―5で逆転勝ちし、初戦を突破した。

 日本航空石川は3点を追う9回に6安打を集中して一挙4点を奪う大逆転で、8年ぶりとなる夏1勝を挙げた。

 中村隆監督は9回の逆転劇を「左バッターが多かった。狙い球を絞ってペースに乗って行けと。意地が出たと思います」と回顧。「集中打を打ってくれるチーム」と胸を張り、「今日の勢いを保って全員でつなぐ野球をしたい」と次戦へ意気込みを語った。

 9回2死一、三塁から勝ち越しの一打を放った4番・上田(2年)は「とにかくうれしい」と笑顔。9回の攻撃は「集中力が一番出たシーンだった」と振り返った。「(打席に立つのは)正直怖かった」と明かしながらも「監督が思い切って行けと。監督に勝利を届けられてうれしい」と喜びをかみしめた。

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