マイコ撃ち任せろ!初「伝統の一戦」で起こすぞパンダフィーバー

[ 2017年8月8日 05:42 ]

新神戸駅から東京へ向けて移動する阪神・ロジャース
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 巨人との初対戦を問われてもロジャースはピクリとも表情を変えなかった。米国で言えば、ヤンキース―レッドソックスにも例えられる「伝統の一戦」。研究熱心な助っ人だけに知識は当然頭に入っていても、それがどうした?と言わんばかりの反応だった。

 「それは知っているけど、今は特に。実際に行って雰囲気を味わえば、変わってくるかもしれないけどね。あまり先を見ず、目の前の試合に集中するだけさ」

 その両目は泰然自若に勝利だけを追い求めていた。第1戦ではマイコラスと激突。「マギーは知っているけど、マイコラスは知らないな…」。猛虎が通算5勝(1敗)を献上している難敵ながら左腕(19打数3安打、打率・167)に比して右腕(39打数15安打、打率・385)には好成績が残るだけに攻略のけん引役として期待は大きい。

 初めて挑む東京ドームでは本塁打が出やすいことを伝えられても言い切った。「自分のスタイルは変えないし、変えるべきではない。ホームランを狙う訳ではないからね」。得点圏では打率5割。好機では確実にミートし、走者を還すポイントゲッターに徹してきただけに「今の形を続けて行きたい。攻撃の手を緩めず、投手を助ける打撃をしたいね」と意気込んだ。

 出場17試合のうち無安打は4試合だけ。外国人選手に多い「粗さ」はなく、金本監督にも「選球眼が良い。2球続けてボール球に手を出さない。ウチの打者も見習ってほしい」と模範に挙げられたほどだ。「今のところ(攻められ方の変化は)感じない。そこまで研究されている、という感じはないよ」。セ5球団で唯一未対戦だった巨人にも新4番の存在感を示せるか。すっかり虎の人気者になった「パンダ」が東京ドームに初見参だ。(巻木 周平)

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