侍J稲葉監督 “先輩”山本浩二氏から「世界行脚」のススメ

[ 2017年8月8日 05:30 ]

サントリードリームマッチ2017

<サントリードリームマッチ2017>試合前、山本氏(右)と握手する稲葉氏
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 20年東京五輪に挑む侍ジャパンの稲葉篤紀監督と、元監督の山本浩二氏が7日、東京ドームで「サントリードリームマッチ」に参加した。がっちり握手を交わし、稲葉監督は山本氏から世界行脚のススメを説かれた。

 「世界の野球を見ることは重要。今はデータがすぐ手に入る時代だが、自分の目で確かめることが大事。体感しないといけない」と山本氏。13年WBCを監督として戦い、08年北京五輪の星野ジャパンではコーチを務めた。ともに結果は4強で、世界の厳しさも難しさも知らされた。「世界の野球は1年ごとに変わる。国ごとの特徴がある。五輪はコーチが3人しか入れないから特に大変だ」。就任時に電話であいさつを受け、すでに直接助言を送っているが、改めて金言を並べた。

 監督経験はない稲葉監督。豪華OB陣に囲まれ「いろいろな経験をされている方ばかり。アドバイスをいただけたらと思います」と深く頭を下げた。 (後藤 茂樹)

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2017年8月8日のニュース