済美、猛攻2発10点で2回戦進出!東筑は21年ぶり甲子園白星ならず

[ 2017年8月8日 16:25 ]

第99回全国高校野球選手権大会第1日・1回戦   済美10―4東筑 ( 2017年8月8日    甲子園 )

<済美・東筑>5回2死一、三塁、左越え3ランを放った橋本(中)は矢野(右)に迎えられる
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 第99回全国高校野球選手権大会は8日に甲子園球場で開幕。第2試合は済美(愛媛)が東筑(福岡)に一度は逆転を許しながらも、2本の本塁打などの猛攻で10―4で振り切り勝利。2回戦に進出した。

 1回、四死球と敵失などで1死満塁とすると、相手暴投で三走が生還。無安打で1点を先制すると、3回1死二塁、4番・八塚の左翼への二塁打と相手の連係ミスを絡めてさらに1点を追加した。

 4回に4連打を浴びて逆転を許す中、5回の攻撃中に降雨により中断。1時間15分後に再開すると、流れを再び自軍に引き寄せた。2点を追う5回、5番・吉岡の左犠飛、7番・橋本の左越え3ランで逆転。6回には3番・亀岡が右中間への2ランを放ってリードを広げ、8回にも追加点を挙げた。

 先発の八塚は6回4失点。7回から登板した2番手の影山が、無失点の好投で東筑の反撃を許さず、愛媛勢4年ぶりとなる勝利を引き寄せた。

 東筑は、4回の集中打や中堅・阿部の好捕など見せ場を作ったが、福岡大会7試合を1人で投げぬいた2年生エース・石田が、強打の済美の前に粘り切れず。21年ぶりとなる甲子園勝利はならなかった。

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