岩瀬の担当スカウトに監督、引退止めた球団代表も感無量「最高の形」

セ・リーグ   中日６―５巨人 （ 2017年8月4日    東京ドーム ）

＜巨・中＞プロ野球記録に並びポーズを決める岩瀬
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　球団、同僚も中日・岩瀬の偉業を祝福した。９回２死一、二塁で投入した森監督は「あそこは岩瀬しかいなかった。投手をやっていた俺から見てもとんでもない記録。この数字は長くやらないと達成できない」と感嘆。

　担当スカウトだった近藤投手コーチは「凄いこと。スカウト冥利（みょうり）に尽きる。獲っていて良かった」と実感を込め、昨年引退をとどまるよう説得した西山和夫球団代表は「良かった。最高の形で記録にたどり着いた」と称えた。

　▼楽天・星野仙一球団副会長（元中日監督）１年目からフル稼働で無理をやらせたこともあったが、あいつは壊れなかった。無事これ名馬。長期にわたってこの世界でやってきたのは凄いこと。

　▼山田久志氏（元中日監督）阪急で米田さんとプレーしたが、誰も破れない記録と言われていた。大したものだ。足腰が人並み以上に強かったから毎年、試合数を投げられたと思う。

　▼谷繁元信氏（前中日監督）どんな状態でも同じリズムで準備し、試合に入る。根気のいる作業と淡々とこなせる継続力が最大の能力。相手をどう抑えるかという探究心も優れている。１０００試合を目指し、誰も届かない領域まで伸ばしてほしい。