西武、則本攻略11連勝!山川3打席連発「負けるイメージない」

[ 2017年8月3日 05:30 ]

パ・リーグ   西武7―4楽天 ( 2017年8月2日    メットライフD )

8回2死、左越えソロ本塁打を放つ山川
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 難敵・則本まで攻略した。赤い「炎獅子ユニホーム」を着た西武の不敗神話は続き、94年以来23年ぶりの11連勝。お立ち台に上がった山川は「負けるイメージが最近ない」と声を弾ませた。

 則本から2発。4回にフォークをすくい上げて左越え5号ソロを放ち、6回は150キロ直球をバックスクリーンへ運ぶ6号2ランとした。仕上げは8回だ。久保から左翼席に叩き込み昨季3度あった2打席連発を超える自身初の3連発。「奇跡です。則本投手は昨年3打席連続三振してから対戦がない。しっかり振ろうと思った」と目を輝かせた。

 5月から2カ月以上も2軍暮らし。結果を求める焦りで「当てにいくような打撃になっていた」と己を見失った。1日の楽天戦は無死満塁で遊飛に倒れるなど2打数無安打で途中交代。この日はスタメン落ちを覚悟した。「出してもらって死ぬほどうれしかった。当てにいったらいつもと一緒」と腹をくくり、最高の結果を出した。

 11連勝中、相手の先発投手に付けた黒星は10個。早め早めの攻撃で白星を積み上げる。西武黄金期の91、94年に現役時代で貢献した辻監督は「山川は“様々”の仕事です」と称えた上で「(当時と)チームの色が違う。選手も集中しているし、雰囲気もいい」と目を細めた。当時は9人がほぼ不動のレギュラーだったが、今は違う。山川は年俸5億円のメヒアと一塁の定位置を争う。「僕は結果を出し続けなければ外される」。生来は沖縄育ちのおっとりした性格だが、危機感が体を突き動かしている。

 エース菊池を立てる3日。同学年の山川は「(4打席連続)無理です。やめてください」と球場の笑いを誘った後に続けた。「明日も絶対勝ちます」。2位・楽天と5ゲーム差。貪欲に勝ち続ける。 (平尾 類)

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