巨人 開幕以来の5連勝!阿部“動から動”で10度目V打

[ 2017年8月3日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人10―4ヤクルト ( 2017年8月2日    神宮 )

1回2死三塁、右越えに2ランを放つ阿部
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 10点、また10点!巨人が2日のヤクルト戦で8年ぶりの2試合連続2桁得点を挙げ、5連勝を飾った。阿部慎之助内野手(38)が初回に先制2ラン。チームトップ10度目の決勝打を含む3安打で、通算2000安打にあと11本とした。最大11あった借金は2まで減少。3位・DeNAと3ゲーム差に迫った。

 独特の言い回しだった。クラブハウスに向かう通路。阿部は試合後、自身のスイングを解説しながら歩いた。

 「スイングができるようになってきた。今までは“静から動”だったけど“動から動”になってきている」

 初回2死三塁。由規の直球を2球見た。2ボールから、10キロ以上遅い133キロスライダーに合わせた。左足に体重を残す。後ろに傾きボールを引きつけると、前に体重移動して一気に引っ張った。この一連の動作が「動から動」だ。「タイミングが合っているということだと思う」という右翼席への弾丸12号先制2ラン。これが、チームトップ10度目の決勝打になった。

 プロ17年目の38歳。疲れのたまる夏場で「今まではスイング自体ができなかった」と言った。7月は打率・232と試行錯誤し続けた。ロングティーを取り入れ、体全体を大きく使った。横浜スタジアムの試合前には、東京ドームで打ち込んだ。打撃練習前のウオーミングアップでは、常に長袖の汗出しシャツを着用。大量の汗をかいて切れを出す。ベストコンディションをつくるための管理で「ボールに入っていって、自分のポイントで打つことができた」という一振りにつなげた。

 2年ぶりに出場した7月の球宴。一塁で40歳の広島・新井と選出され「疲れが取れにくくなってきました」と話し合ったという。新井からは一塁の守備練習でノックも受けた。「2人が平均年齢を上げている」と笑い「新井先輩と切磋琢磨(せっさたくま)したい」と言った。3回には右前適時打し、9回には左中間二塁打。今季3度目の3安打固め打ち。「先輩」が昨年達成した2000安打に一気に迫った。

 高橋監督は「(記録に)着々と進んでいる。早く決めるのはチームにとってもいいこと」と期待する。初回の本塁打の直後には村田が中越えの7号ソロを放ち、今季チーム初の2者連続本塁打となった。阿部が打つとチームは強い。計3本塁打を放った開幕5連勝以来の5連勝。4番は「勝ったのがでかい。借金返済も見えてきた」と頼もしく言った。 (神田 佑)

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