【岡山】おかやま山陽 再試合制し初∨ 春夏通じ初出場へ

[ 2017年7月29日 15:03 ]

岡山大会決勝   おかやま山陽9―2創志学園 ( 2017年7月29日    マスカットスタジアム )

 第99回全国高校野球選手権大会岡山大会決勝は29日、マスカットスタジアムで再試合が行われ、おかやま山陽が創志学園を下し、初優勝。春夏通じて初の甲子園出場を決めた。

 前日27日の対戦では8―8で迎えた延長11回表1死で降雨コールドゲームとなり、引き分けていた。決勝での引き分け再試合は大会史上初。全国的にも地方大会決勝の再試合はまれで、昨年鹿児島大会の樟南―鹿児島実以来9度目となった。

 おかやま山陽は初回から井元の適時打、小松のレフト線を破る2点適時二塁打など畳みかけ、4点を先制。4回には無死一、三塁から片岡の犠飛などで追加点を奪った。7回1死三塁から井元が右前適時打、なおも2死二塁から小松が左前適時打でダメを押した。

 投げては、大江が8回まで無安打に押さえる快投。4回には自ら安打を放つなど、投打にわたる活躍でチームの初優勝を引き寄せた。

 創志学園は初回から先発・難波が打ち崩される誤算。打線は9回2死から金山が2点適時打を放つなど奮起も、反撃及ばず。4季連続の甲子園出場はならなかった。

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2017年7月29日のニュース