金本監督発言に燃えた!阪神ドラ1大山“素人”返上弾「完璧」

[ 2017年7月28日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神10―3DeNA ( 2017年7月27日    甲子園 )

<神・D>8回、左中間に貴重な追加点となる3号2ランを放ち、ナインと笑顔でハイタッチする大山(中央)
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 これがドラフト1位の意地だ。迷いなく振り抜いた打球は一直線に伸びた。25日のDeNA戦以来、2度目の3番起用に阪神・大山が自画自賛の一発で応えた。

 「完璧でした。とにかく追加点が欲しい場面で走者を還すことだけを意識していた」

 優勢は1点だけ。8回1死二塁でカウント1―1から砂田のスライダーを捉えた。角度良く上がり、左中間席へ着弾。21日ヤクルト戦以来、5試合ぶりの3号で突き放した。

 「とにかく来た球を思い切り振っていこうと。センター方向を意識して打った結果が、本塁打になった」

 前夜は1点劣勢の8回1死三塁から左中間への飛球を中堅手の中谷とお見合いし、敗戦につながった。1軍での左翼出場は今回の3連戦から。金本監督には「ルーキーで素人を守らせている僕の責任」とかばわれ、奮い立った。「ミスは取り返せない。しっかり反省して次の試合に切り替えようと。自分は打撃でしか取り返すしかない。そういう中で今日結果を出せたのは良かった」。少しだけ誇らしく胸を張った。

 悔しさをかみ殺した姿はもうない。開幕2軍だった春先は2軍遠征に同行せず鳴尾浜での残留練習で体作りに励んだ。1軍で活躍する他球団の同期選手を見て胸中は複雑だった。「もちろん何も感じないわけがない。活躍するためにプロに入ったので。それでも今、ここにいる理由を考えて、やることをやらないと」。一心不乱に流した汗は、確かに今に生きている。

 会心の一撃は一挙7得点の猛攻を呼び、金本監督を喜ばせた。「本当に1点ではキツいんでね。大山の後も大和や高山もちゃんと還してくれてドリスを休ませることができた」。28日からは新人にとって初体験の夏の旅。景気づけのアーチになった。(久林 幸平)

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