【大阪】履正社・安田「勝てる!」準決勝は選抜決勝の再現

[ 2017年7月28日 06:32 ]

第99回全国高校野球選手権大阪大会準々決勝   履正社10―0大体大浪商 ( 2017年7月27日    南港中央 )

<履正社・大体大浪商>初回無死一塁、2ランを放つ履正社・安田
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 第99回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間、甲子園)の地方大会は27日に19大会32試合があり、大阪大会では履正社が準々決勝で大体大浪商を5回コールドで破った。今秋ドラフト1位候補の安田尚憲内野手(3年)は高校通算62号を放つなど3打点の活躍。29日の準決勝は今春選抜決勝で敗れた大阪桐蔭と対戦する。夏の大阪大会に限れば9連敗中の宿敵に挑む。

 快音を残した打球はバックスクリーン右へ勢いよく吸い込まれた。石田の先頭打者弾で先制し、なお続く無死一塁の好機。安田はカウント2―2から高めに浮いたチェンジアップを豪快に振り抜いた。「詰まった」と表現した高校通算62号。悠然とダイヤモンドを回ると、何度も右の拳を突き上げるほどこの一戦に懸けていた。

 「春の甲子園決勝以来の気持ちの高ぶりでした。相手も気持ちを出してくる。それにのみ込まれないよう、初回から全力でいきましたし、気持ちを前面に出しました」

 今夏第3号は浪商の好左腕・宮本にも激しい動揺を与えた。「安田君に打たれた後、もうどこに投げたらいいのか分からなくなりました」。昨秋4回戦でもコールド勝ちを収めた相手だが、安田自身は3打数無安打に倒れていた左腕との再戦。2回無死一塁の場面ではスライダーを叩き、左翼フェンス直撃の適時二塁打を放った。

 今夏は15打数11安打13打点、打率・733と絶好調だ。好球の「早打ち」が好結果に結びついている。岡田龍生監督からの助言も利いている。「安田は球を見過ぎる傾向にある。早実の清宮君は甘い球が来たら、どんどん振っていく。もっと積極性を出せと伝えています」。3回には右翼へ超特大のファウルも放った。結局見逃し三振に倒れたが、手がつけられない状況だ。

 今も脳裏に刻まれるのが史上初の大阪決戦となった今春の選抜決勝。大阪桐蔭に屈し、準優勝に終わった。夏の大阪大会に限れば、宿敵に9連敗中だ。「大阪桐蔭にリベンジしたい。いまのチーム状況なら、どこにでも勝てると思う」。気迫と自信がみなぎる背番号5が最高のコンディションで決戦に向かう。(吉仲 博幸)

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